Fishing Murmur of Sweet Rain

最近良く見かけるフィールドでの体験に関する愚痴みたいなものです。人間、歳をとると色々となんやかんやと口うるさく言いたくなります。
ここでは、釣りに関しての口うるさい事を書いています。だけど、これは歳をとったからでは無く若い頃から私が教えてもらった事をここに備忘録として書く事で、これから始められる人の参考になれば良いなと思っています。

おっさんのつぶやきです。

<これから釣り(特に海のルアー)を始められる方に…>


提案1 どんなポイントでも海に落ちたらどうやって陸に上がるか考えておく。
理由: 足場の高い防波堤とかは這い上がれません。階段の位置など確認しておく。

提案2 ウェーディングする時は必ずナイフ(出来ればシース型)を持っておく。
理由: 万一、深場でこけたら足が上になり起き上がれません。破って水を入れるため。

提案3 ロープを持ち歩く。(出来れば木のボール付き)ZENAQから良い製品が出ています。
理由: 自分が落水したとき投げてもらう。他人も助けられる。私は自作しました。

提案4 海に大して絶対背を向けない。
理由: 凪いでいる時でも大波は突然やってきます。下を向いて作業中も海の方を時々見ましょう。

提案5 晴れていても雨具は持っていく。防寒対策にも。
理由: 夏でも雨に濡れると体力を奪われます。濡れる事や冷える事を常に避けましょう。

上記以外に、ライフジャケットや場所にあったシューズは必修です、ジギング等では怪我対策に消毒液も是非。フックが刺さったりした時などに現場で応急処置(消毒し続ける)すると後で効果を発揮します。それと、バーブ対策(フックが体に刺さった時バーブで抜けない)にフックが切断出来るプライヤーも要りますね。

<私の釣りについて>

初めて釣りをしたのは何才のときか覚えてません(ザリガニ釣りかフナ釣りでした)が、初めてのマイタックルは、小学生のときに淡水用が近所の雑貨屋で買った竹竿と10円ぐらいで売ってた仕掛けセットで、海水用が当時サンタクロースにお願いして手に入れた黄色い投げ竿セットでした。実は、その時に初めてサンタが自分の父親だったことを知ったのですが。まぁ、ともかくその竿をもってあちらこちらの海岸(瀬戸内海)や近所の川岸に友人たちと自転車で行ってた(今のバス釣り少年みたいなものですね)ことは、覚えています。
 その後、音楽に夢中になった高校生ぐらいから暫くは釣りから遠ざかり、成人後、父親のタックルを勝手に持ち出しては、時々サーフや磯や防波堤に行っていました。ところが20年前、会社の連中の間ではやっていたバス釣りに、興味ないまま暇なのでついて行ったのがきっかけでルアーフィッシングにはまることになり、同時に餌釣りの方もいろんな釣りに興味が出てきて道具を揃え始めました。その後、アマゴの餌釣りを経て渓流のルアーを経験してからは、フライフィッシングにも興味を持ち、あれこれ揃えてタイイングも始めました。要するに何でも形から入る典型的なパターンで、一つの事を突き詰められない性格です。
 最近は、ルアーに関しては、主に海の大物から小物まで。餌は、数年前から筏のチヌを始めたり色々挑戦中ですが、子供との釣行も多いのでサビキ釣りが多いですね。自分で作った干物は最高に旨いですしね。
 現在ハマっているのはショアからのジギングやトップの釣りです。船と違って魚とより対等に勝負出来るところが良いのと地磯や沖磯、巨大テトラ等危険も多くスリル満点です。筋力と体力もかなり必要なので、釣りの前に筋トレと体力強化の必要性を感じる今日この頃ですが。
 最後に、いろんなことを教えてくれたルアーの師匠の本林将彦氏と釣り仲間達。そして釣りをする喜びを教えてくれた大いなる自然や魚たちに感謝しています。釣りを通して自然を楽しむ事が好きな人たちが周りに多い事が私にとっては良い環境です。チームバグースメンバー。